フレイル予防事業視察研修

 

令和1年12月11日()、神戸市須磨区西須磨東部の民生児童委員5名と明石市シルバー人材センター会員3名の総勢8名が、養父市と養父市シルバー人材センターが連携して取り組んでいる、フレイル(虚弱)予防事業「毎日元気にクラス」教室の視察研修に来られました。

 

 初めに、養父市健康課の吉田保健師から、市の高齢化の状況やこれまでの健康づくりの課題、フレイル予防に取り組んだ経緯、養父市シルバーとの連携、事業の効果などについて、ビデオ等を用いてわかりやすく丁寧に楽しく説明をしていただきました。

 

 次に、実際に教室を運営している養父市シルバー人材センターの「笑いと健康お届け隊」が運動プログラムを実践しました。「じゃんけんネーム」と「ステップタッチ」の2種類のコーディネーション運動(自分の体を思い通りに動かす力を高める運動・調和・連動)を指南書に基づき実施し、視察に来られた方たちと一緒に体験しました。頭と体がうまく連動せず、笑いに包まれる中、楽しく研修が終了しました。視察された方たちは、口々に素晴らしい事業であると感動して帰られました。

 

 高齢化は全国各地でも課題となっています。養父市と養父市シルバー人材センターが取り組むフレイル予防事業が、各地域での健康づくりに役立てばうれしく思います。